せんねん灸と長生灸

あなたは普段なんのお灸を使っていますか?

せんねん灸と長生灸の特徴、違いを紹介していきます。

普段使いで、おうちでお灸ってなると、ドラックストアとかで見かけるのはせんねん灸が多いです。まあ、ほぼせんねん灸しか見たことないですね。

慣れてくると、ネットとかで買うじゃないですか。便利な時代ですね〜。

ネットの方が探す手間がかからないし、安い場合が多いです。

ただ調べてみると、結構いろんなの出てるんですよ。

似たようなのばっかで、どれ買ったらいいのか分かんないですよね。

その時によく出てくるのが「せんねん灸」ともう一つ「長生灸」。

今回は、せんねん灸ソフト灸と長生灸のライトを比較してみます。

これはどちらもレギュラーよりワンランク温度の低いタイプです。

・温度の感じ方
・におい
・形台座の感じ使い勝手
・値段コスパ

ここら辺に絞って話していきます。

温度の感じ方

せんねん灸

温度が徐々にあがっって熱くなってスーって下がっていく感じ。
長生灸
温度がグーって熱くなってきて熱いなって思ったらサーって下がっていく感じ

あーあったかくなってきたなーって思ってたらグーっと熱くなってあー熱いって思ってるうちにサーって引いてくる感じ

感覚的で難しいんですけどせんねん灸が山型、長生灸が尖ったやま型なイメージです。

におい

せんねん灸
けっこう臭い
長生灸
やや臭い

くさいくさくないは好みにもよると思います。このお灸のにおいが好きって人もいると思います。

ただ、普段私は高級もぐさを使っているんで、その高級もぐさが燃えているにおいってめちゃめちゃいい匂いなんですね。

それから比べてしまうんでどうしても台座灸で出てくる煙はくさいです。

特にせんねん灸が終わって、部屋に残るにおいがあまり好きではありません。

なんとなくタバコっぽいようなにおいが残るんです。そうすると家族からもクレームがきます。

お灸を続けたくても家族の理解がないとやっていけませんからね。

長生灸はまずます。

やり終わった後のくささは結構少ないです。

お灸のにおい、温度、燃焼時間というのはもぐさの精製度や密度、大きさで変わってくるんです。

精製度が高いほど、柔らかい温度でにおいも少ない

精製度が低いほど温度が高くにおいも多い。

せんねん灸と長生灸のもぐさを比べてみましょう。

比較すると一目瞭然なんですけどせんねん灸の方が黒ずんだ感じで長生灸の方が黄色みが強い。

せんねん灸 太い  やわらかい

長生灸 細い   かたい

もぐさの精製度としては長生灸の方が高いですね。なのでにおいが少ないです。

せんねん灸はもぐさの精製度が低く太いので燃焼温度、燃焼時間は高く長くなりやすいです。しかし、もぐさが柔らかく密度が高くないので温度をそんなに高くならないようになっているような印象です。

長生灸はもぐさの精製度が高いため燃焼温度が低くなる傾向がありますがもぐさの密度が高いので温度が高くなっている。細いので燃焼時間が短い印象です。

ここら辺の組み合わせでそれぞれのメーカーがオリジナルのお灸を作っているんですね。

使い勝手

せんねん灸

一つひとつバラバラになっていて
長生灸

1シート50壮になっている。

これも好みによるかもしれませんが、

せんねん灸ですと、気に入ったビンとかにしまっておくとちょっとおしゃれじゃないですか?

後はこの台座がけっこうよくできています。

持ちやすい粘着力も強すぎず弱すぎす。

せんねん灸の良さはこの台座に詰まっているといってもいいのではないでしょうか。

長生灸は

シートタイプなので一度にたくさんやりたい時なんか使いやすいです。

ただ、半分以上つかった状態とかだとなんとなく空いてるスペースが邪魔だったり、めくれてきてしまったりするのはなんとなくマイナス。

裏紙剥がしたときのゴミが出ないのはいいですね。

コスパ

これは長生灸の方が安いんですよね

お店によって値段が違ってくるんですけど、Amazonで見た感じですと

大体せんねん灸1壮あたり14円 業務用サイズの1800壮入りだと11円

長生灸だと 1壮あたり10円 業務サイズの1000壮入りだと6.5円

結構違いますよね。

せんねん灸はもぐさの質を落としてるんだからもうちょい安くしてくれてもいいじゃんという気持ちもありますが、宣伝活動とか力を入れていただいてる感じなのでそこら辺はしょうがないかもしれないですね。

まぁ、いろいろ比べてみましたが、どっちがいい悪いって話ではなくこういった要素のどこを自分が大事にするかってとこだと思います。

どっちの温度が好みかとか、ニオイがいい方とかコスパいい方とか。。。

この二つだったら

私は長生灸の方使うことが多いです。

私が気にするのはニオイ。

臭いとどうしても周りに言われるんです。「うわ、なんかにおう、臭い」

後は、長くお灸続けてやってくってなるとやっぱコスト削減も大事ですよね。お灸は一日二日で効果を期待するようなものでなく、ある程度続けてあげることが大切になってきます。

ということで今日は2つのお灸を比較してみました。

楽しいお灸ライフ楽しんでください!

最新情報をチェックしよう!