【煙のでない棒灸】無煙棒灸RINDOUの使用感

 

こんにちは、ささたつです。

あなは棒灸を使ったことがありますか?

でっかい葉巻みたいな感じで、棒状にもぐさをしきつめたものに火をつけ、
その燃えているもぐさの温熱でツボを刺激してあげるお灸のやりかたです。

 

温度調整もしやすく、気持ちいい棒灸なのですが、問題が二つ。

 

・煙がめっちゃ出る

・においめっちゃする

 
これはお灸の宿命ですね。
どうしても、もぐさを燃やすので煙もでるし、においも出ます。
特に棒灸は燃焼温度が高くなるように作られているので、精製度の低いもぐさが使われているうえ、物自体も大きいので余計にでちゃうんです。

お灸で気持ちよくなったはいいものの後で

「うわ、身体中煙くさい」となったり
「ちょっとくさいからお灸やらないでよ」と家族からクレームがきてしまうこともあります。

そんな問題を解決してくれるのが今日紹介する
無煙棒灸RINDOU
今回はこのRINDOUの使い方、使ってみた感想を紹介していきます。

無煙棒灸RINDOUの使い方

パッと見た感じ、真っ黒なただの棒。
とてもお灸にはみえません。

私はこれを見たときNARUTOに出てくる長門が、体中に刺してるやつにしか見えませんでした。

さて、なんでこんなに真っ黒なのかといいますと、もぐさを炭化させたものだからです。
炭化させたことにより、煙と臭いが大幅に減らすことができたんです。

使い方は火をつけて、ツボを温めて、使い終わったら消すだけ.

火をつける

まず、棒灸の先端部分に火をつけていきます。
しかし、もぐさを炭化させたものなので、火が付きずらい。

普通のライターだと時間がかかるので、ターボライターを使ってあげると火が付きやすいです。

先端が半分以上は白くなるまで火を当ててあげないとすぐに消えてしまうことがあります。
しっかり火をつけましょう。

あとは、もう直接ガスコンロとかでやってしまうのが一番手っ取り早いです。

火が付いたら

火が付いたら、手のひらにかざしてみましょう。
無煙棒灸は煙がほとんど出ないので火が付いているか分かりづらかったりしますが、火が付いていれば温かさを感じるはず。

そうしたらあとは、その棒灸をツボや筋肉のコリ、冷えの感じる場所にかざしてあげるだけです。

火の近づけ方としては

・ゆっくり目的の場所に近づけ、熱く感じたら遠ざける。また近づけ、熱く感じたら遠ざけるを繰り返す

・目的の場所に近づけ、そこを中をんに時計回りに少し広い範囲で温める

・目的の場所あたりの流れを良くするイメージで前後に往復させる

など、あります。
いずれも、自分の気持ちよい皮膚との距離でおこない、気持ちよいと感じる刺激時間で行ってください。
特に初めのうちは、どれぐらいが丁度よいかわからないと思いますので、少し物足りないくらいで終わりにしてあげるのが失敗しないポイントです。
やりすぎると、だるくなったり、ボッーっとなったり、かえって具合が悪くなることもあります。
詳しくは、「棒灸の使い方」も参考にしてみてください。↓
 
また、だんだんと先端に灰がたまってくるのでこまめに落としてあげましょう
たまった灰が皮膚の上に落ちるとかなり熱いです。
 

終わったら火を消す

火の消し方ですが、普通の棒灸は火消キャップに突っ込めばいいのですが、無煙棒灸RINDOUの消し方は違います。

方法としては

・燃焼部分を水につける

 

・香炉灰に突っ込む

水に濡れてもしっかり乾かせばまた使えます。

香炉灰は100円ショップにも売ってます。

いずれにしても、使い終わったあとは棒灸の先端部分はクレヨンの先のように細くなっているはずです。

次に使うときは、その尖った先端部分を折って使うのが正しいやりかたです。

 

私の使い方※以下自己責任

尖った状態だと何があぶないんですかね?
先っぽが落ちてくる可能性でもあるんですかね。

もし分かる方がいたら教えてください。

私は先端部分を切らずに使っていますが、今のところ特に問題はないみたいです。
むしろ先が細い分火がつけやすいです。

火を消す方法も私は、せんねん灸琵琶湖についていた火消しキャップを使っています。
2,3分入れておけば火は消えますし、消す時に先端を押し付けるようにやれば、よりしっかり消火できます。

 

無煙棒灸RINDOUの使ってみた感想

ざっくり

・煙と臭いが大幅に減る
・普通の棒灸と同じくらい気持ちよい
・長さは短いけど、1本で結構長く使える
・火力が強い
・手が少し汚れる
・最後まで使いきれない
・目で見える範囲しか使えない
・普通のお灸とは違う独特な臭いがある
 

よかった点

なんといっても煙とにおいがほとんどないところです。もうほんとこれだけで革命的嬉しさです。

においで家族から文句言われてた人にはいいんじゃないでしょうか。

ただ、まったく臭いがしないわけではなく、備長炭のお線香に近い臭いがします。

そして使い心地としては、一般の棒灸とそう大差なく使えました。

ただ、やはり炭化もぐさ。炭なので燃焼温度は高めです。普通の棒灸の方が温度の柔らかさを感じる気がします。

そして燃えている部分がむき出しなので、目に見える範囲の場所しかできません。
距離感がつかめないので、首とか背中とか下手するとジュっと皮膚を焼いてしまうかもしれませんので気をつけてください。

 

※炭化もぐさにも使える棒灸ホルダーがあることがわかりました。琵琶湖B型と上手く組み合わせることで安心安全に炭化もぐさを使うことができます。

あと、ある一定の短さになると熱くて危ないので最後まで使えないのが残念。
でっかいクリップとかでうまく挟めばギリギリまで使えないこともないでしょうが、
ちょっとあぶないですし、、、
 
ちなみに、せんねん灸琵琶湖の棒灸セットのやつにRINDOUを設置して使うことができました。
しかし、燃焼温度が高いため、温度調節が難しく、熱くなってしまって上手く使うのは難しかったです。
これが使えれば背中とかもできるんですけどね~。
 
また何か発見があったら報告しますね!

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