【棒灸】せんねん灸琵琶湖A型・B型 特徴とオススメの組み合わせを紹介します。

せんねん灸のサイトを見てみると二種類の棒灸セットが売っているのを知っていますか?

「棒灸を使いたいけど、どれが良いのか分からない..」
「どう違うの?」

今日は、そんな方に向けて『せんねん灸琵琶湖A型・B型の比較』を解説していきたいと思います!

この記事を読むことで、琵琶湖A型・B型それぞれの特徴とおすすめの組み合わせがわかります。

せんねん灸 琵琶湖A型の特徴

せんねん灸公式サイト 4,240円(税別)

https://www.sennenq.co.jp/shop/products/detail/60

本体1個/棒もぐさ6本/安全具/火消キャップ/二ツ折り腕/もぐさ補助棒/紙テープ6枚

棒もぐさが6本入っています。

至って普通の棒もぐさです。特に可もなく不可もない普通の棒灸。
なくなったら琵琶湖C型を購入していただければ同じものが買えます。C型は同じ棒灸が10本入っています。

本体の形がコンパクト

シュッとした細めのフォルムがいい感じです。ここら辺のできはすばらしいですね。

他の棒灸器や温灸器と比べるとある程度ピンポイントで温めることができます。

二つ折り腕

これを取り付けることによって背中など手の届かない場所までできる。

背中が辛いという人は多いんじゃないでしょうか。それなのに自分でで中にお灸をするってできないのが残念だったのですが、これがあれば大丈夫。痒いところに手が届くのでありがたいです。

背中のお灸、とっても気持ちいいですよ〜!

せんねん灸 琵琶湖B型

せんねん灸公式サイト 5,000円(税別)
https://www.sennenq.co.jp/shop/products/detail/129

本体1個/棒もぐさ3本/安全具/火消キャップ/もぐさ補助棒/紙テープ3枚

棒もぐさの極(きわみ)が3本

棒モグサが3本はいってます。琵琶湖a型よりも2本少なくなっているわけですが、棒モグサが極(きわみ)にグレードアップしています。

何が違うのかというと、中に入っているもぐさの質が良くなっているんです。より、精製されたもぐさを使っているんですね。

左が 極、右が 普通のやつ 色の違いが分かりますか?

色が薄いほど精製度が高くいいもぐさ、黒いほど精製度の低いもぐさになります。

質の良いもぐさを使うことによってお灸の温熱刺激はマイルドになり、煙の質や臭いもやや良くなっています。

ただ、こうやって中のもぐさを比較してみると、いうほど差は大きくないですよね。「極」っていうんだからどんなもんかと思うと「う〜ん、まぁそんなもんか」という感じでそんなに感動するほどいいって感じはしませんでした。しかも、値段が高い!

正直、中途半端な商品だなと思ってしまいます。

形がでかいくて持ちやすい

琵琶湖a型と比べ安定感があって広い範囲で温めることができます。底の広さがa型の2倍近くあります。

手足にやってあげるのも、もちろん問題はありませんがちょっと広い範囲で温めてあげたいお腹へのお灸とかに特におすすめです。

二つ折り腕がない

琵琶湖A型についていた二つ折り腕はありません。つまり一人では背中ができないんです。頑張って肩の後ろくらいならなんとか届きます。ここは残念ポイントです。

琵琶湖A型についていた二つ折り腕をつけることもできません。

無縁棒灸が使える

無縁棒灸、これは本来そのままかざして使います。

しかし剥き出しの状態だと扱いづらく危ないということで器具に装着して使いたいわけなんですが琵琶湖aではいい感じに使えません。

無縁棒灸は普通の棒灸と比べ温度が高いです。そのため琵琶湖A型だとその温度に適さず、本体が熱くなりすぎて持つことができなくなってしまうんです。二つ折り腕もプラスチックでできているので、長時間使うのは危ないでしょう。

ところが、琵琶湖B型は大きくなたことにより無縁棒灸の熱に耐えられるようになってました!

煙と臭いが苦手な人にはいいです。

琵琶湖A型がおすすめな人

棒灸の煙は気にならない、一人で背中や腰もやりたい。

煙、臭いを割り切って、気持ちよさ、コスパの良さで選ぶなら琵琶湖Aでいいんじゃないでしょうか。

そして付属の棒もぐさがなくなったら、琵琶湖Cを買うでもいいですが、温灸純艾条の方がかなり安いのでそっちにしてみるのもいいかもしれません。コスパが全然違います。せんねん灸の商品って結構高いんです。

逆に少しでも煙と臭いをよくしたい。もぐさの柔らかい温熱刺激を味わいつつ、煙もほどほどに抑えたい場合は「極」…….

ではなく、irodori<イロドリ>シリーズのTOKIWAがおすすめです。せんねん灸とは別の会社が出している棒もぐさなんですが、もぐさの質が全然違います。「極」なんかとく比べ物にならないくらいいいもぐさです。しかも値段もいい感じ。

ということで私の1番のおすすめは琵琶湖A型とTOKIWAとセットがおすすめです。

琵琶湖B型がおすすめな人

背中はやらない。もしくは家族で誰かやってくれる人がいる。お腹など広い範囲で温めてあげたい。

棒灸やりたいけど煙が苦手なら琵琶湖B型を選ぶといいんではないでしょうか。

やはり無縁棒灸が使えるってのがいいですよね。

そして付属の棒艾がなくなったら、より質の高い艾を使ったirodori<イロドリ>シリーズのTOKIWAを使ってみたり、無縁棒灸を組み合わせて使ってみるのもいんじゃないでしょうか。

煙を最大限に抑えたいなら無縁棒灸。ただ炭化艾を使っているため、燃焼温度が高めでモグサの柔らかい温かさよりも温感が強いです。

やっぱりもぐさの柔らかい温熱刺激は残したい、でも煙もほどほどに抑えたい場合はTOKIWAがいいでしょう。

私の1番のおすすめは無縁棒灸と琵琶湖B型の組み合わせです。

終わりに

ということで色々いっていきました。

正直な感想としては「棒もぐさは微妙、ただ器具は素晴らしい」ってかんじですかね。

なので、私としては器具だけ変えればいいんですが、セットでしか売ってないんですよね〜

いや〜この棒もぐさ、使わんな〜余ってしまうな〜と思いながらも買うしかない状況。

せんねん灸の会社から器具のみの販売してくれないかな〜

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